切原×日吉 / てふ子より




[性欲遊戯]




「愛」なんて言葉は俺の中に存在しない。

ただ、目の前にいるコイツで遊ぶことがたまらなく楽しいだけだ。

「……や、…めろっ。」
「んだよ。俺に触られて勃ててるくせに。言ってることと違うんじゃねぇの?」

切原は意地の悪い笑みを浮かべた。

手の平に握り込んでいる日吉のものを強く、強くと握りこむ。

「……切原っ。」

涙の溜まった瞳で日吉は切原を睨みつける。

「なんだよ、気持ちいーんだろ?」

強く握り、激しく先端を擦り、日吉へと返答する切原。

冷たく笑っている目で切原は日吉を捕らえる。

「固くなってんじゃねぇか。…へへっやっぱり淫乱なんだよ、お前は。」
「……っ。」

切原はゾロリと日吉の頬を舌で舐めあげた。

切原は手の動きによって波のような快感が日吉を襲う。

乱暴な手の動きに追い上げられて、限界はすぐに訪れた。

「……ぁ。」

かすれた高い声で鳴いて、日吉は切原の手の平に吐精した。

「…ちっ、俺より先にイくんじゃねぇーよ。」

むきだしの日吉の肌を蹴り上げる切原。

「……ぐはっ。」

うずめいた声を出して、日吉は眉をひそめた。

「黙って鳴いてればいーんだよ。」

“お前は俺の玩具なんだからよ”

冷たい言葉。

冷たい瞳。

「……っぁ、…っっ。」

排泄器官の中を突き上げる冷たい切原のモノ。

内壁をすりあげられ、感じるはずの熱も冷たかった。

求めるモノはただ快楽だけなのか。

日吉は真っ白になって、一筋の涙を零した。

切原は只1人、笑っていた…。


FIN...  2004/11/01





●●戯言
沼谷濁様へ捧ぐ...切原×日吉。
自分のイメージの切日吉なので…なんだか痛い(何)
愛のない関係が好きです!(ェ)
こんなのでよろしければもらってください!
あいれないぐらい短くてゴメンヨ。



てふてふから頂きました!
大好きなバイオレンスきりひよですvvvてふてふありがとう♪